3.女性を知る ②身体

女性の身体を知る

 女性と男性の身体には大きな違いがあります。その違いを知っておくことが女性の愛を手に入れる上でとても大切です。男性とは違う女性の身体の仕組みを知りましょう。

生理(月経)

 男性と女性で大きくことなる身体の仕組みの一つが生理(月経)です。

 平均して約4週間に1度ある月経が女性の身体と心にとても大きな影響を与えています。経験できない男性には想像しがたいですが、月経周期によって女性は人間性が変わるほどの大きな影響を受けています。女性の情緒が不安定になりがちなのもこの月経によります。

 月経では出血するため、貧血気味になり女性の体調は悪化します。また、個人差がとても大きいですが、月経痛という痛みもあり、症状が重い女性は寝込んでしまうほどです。

 月経は1週間ほどで終わります。月経が終わってから排卵日までの1週間が、女性にとって絶好調の期間となります。気持ちは前向きで体調も良好です。

 排卵日を跨ぐと全く様相が変わります。気持ちは落ち込み、体調も悪化していきます。月経直前の気分は最悪。理由なくイライラしがちで身体も重たくなります。この月経前症候群(PMS)と呼ばれる時期の接し方を間違えないことが男性にとって重要になります。

 言うまでもなく、女性にアプローチするのは心も身体も絶好調な月経終了後~排卵日のタイミングを狙うことが成功率を高めてくれます。一方で、心も身体も最悪であるPMS~月経初期は、女性に負担をかけるアプローチは避け、優しさと細やかな気遣いを向けることが必要になります。

 好きな女性の月経周期を把握することが男性にとってとても重要なのですが、男性はなかなか女性の変化に気付くことができません。好きな女性の様子を良く観察しましょう。周期的に女性の体調が変化していて、その女性が今どの状態なのかをイメージしながら接することが大切です。

 もし、交際してパートナーの女性の生理タイミングを知れるようになったら、生理管理アプリを活用すると、パートナーの女性の機嫌が悪い周期を事前に知ることができて助かりますよ 笑。

とある女医
とある女医

生理周期で女心は大きく変わるの… 今どのタイミングかを意識してね♡

性欲

 女性にも性欲があります。ただし、男性以上に性欲を隠します。その理由は、社会観念や教育の影響もありますが、女性にはセックスによって妊娠という人生が変わってしまうリスクがあることと、貞操を装う方が恋愛において有利であることを本能的に知っているからです。

 女性は隠しているだけで、しっかりと性欲はあり、性欲の強さは月経のバイオリズムで大きく変動することを知っておきましょう。女性の性欲が高まっている時期にアプローチした方が成功率は高くなります。逆に、性欲が減退している時期にアプローチするのは得策ではありません。

 月経のバイオリズムのどのタイミングで性欲が高まるかは個人差があります。一般的には、妊娠しやすい排卵日前後で性欲が高まる女性が多いです。また、月経直前に性欲が高まる女性も一定いらっしゃいます。

とある女医
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女性だってセックスしたい… 男性とはトリガーが違うだけ♡

触覚

 男性は距離感に敏感ですが、女性は触れるか触れないかの触覚が敏感です。これは、本能的なもので、太古から狩りをしてきた男性は対象(獲物)との距離感に敏感になった一方で、子育てをしてきた女性は対象(赤ちゃん)に触れて状態を感じ取ることに敏感になりました。

 男性は距離感が近い女性に対して、「この子は僕に気があるのかな?」と意識してしまいがちだと思いますが、女性は距離感にウトイため特別な感情なく近づいている場合が多くあります。一方で女性から触れてくる場合は、好意を持っている可能性が高いです。

 女性と接する際は、距離感よりも接触することに大きな意味があります。まだ関係ができていないうちは、女性に触れることは避けた方が得策です。一方で、一定関係が深まってきたと思ったら、女性の肩などに触れてみて反応を見てみましょう。女性が身を引くようなら関係を進展させるにはまだ早いです。喜んでいるようなら、積極的にアプローチするタイミングかもしれません。

 また、男性よりも女性は触覚が敏感です。男性が普通に触れると痛かったり重たかったりで恐怖感を与えてしまう恐れがあります。女性に触れるときは極力やさしくソフトに触れてください。

とある女医
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女性は距離感よりも、やさしく触れられることが大切なの♡